パーソナルカラー診断に行く in 2017秋 ②当日
前回の記事の続きです。
自己診断 "春" のつもりで迎えた診断当日。
ノーメイク、マスク装備でファッションナビさんへ向かいました。
当日の服装はほんの少し黄色がかった白のトップスにカーキのジャケット、ユニクロ購入の黒のレーススカートでした。
診断の際に今現在来ている服の色についてもアドバイス頂けるので、手持ちで気になる服がある方は着ていくほうがいいかもしれません。
少し汗ばむような日にマスクだったので到着した頃には赤みが酷くなっていて見苦しいような状態でしたが、担当のアドバイザーさんは優しくテキパキ対応してくださいました。
問診
入室してまず、問診がありました。
Q.パーソナルカラー診断をどうして受けようと思いましたか?
A.似合う色に悩むことが多くて決めきれない。服に限らずリップやチーク、メイクもとにかく迷う。
Q.パーソナルカラーについてはご存じですか?
A.雑誌や本、インターネットで調べた程度。
Q.好きな色や普段着るお洋服の色は?
A.ネイビーが好き、トップスでなくボトムや羽織りものに持ってくることが多い。トップスは白が好きで白がほとんど。
Q.苦手な色、着ない色は?
A.茶色、ベージュがぱっとしない。ピンクやオレンジも(年齢的に)あまり着ない。
Q.いま着ているジャケットのような色はよく着ますか?(カーキのもの)
A.あまり…トップスに濃い色を着るのが苦手で羽織りならなんとか。
Q.お悩みというチークやリップは何系の色が多いですか?ピンクレッドオレンジ?
A.レッドがほとんど。リップはレッドでもぱきっとしたものでなくシアーなもの。
Q.アイシャドウは?
A.ブラウン。あまり似合っていない気がする。
このぐらいだったでしょうか、45分という短い時間なので、ポンポンと会話が進みます。
問診の後お会計があり、その会計処理の間に住所氏名などの記入をしました。
パーソナルカラーについて
会計がおわるとまず、パーソナルカラーについての説明がありました。
黄色と青は色相環の真逆にあること。赤が似合って青がだめというのではなく、どんな赤が似合うのかどんな青が似合うのかというのを探していく。苦手な赤も青もあるし、定番の白やベージュ色も工夫ができる、とのことでした。
そしてシーズンについての説明。
春は明るく鮮やか。透明度が上がる。元気。日差しが差し込んだ花ざかりを連想させる。
夏はギラギラした日差しではなく、青みがかることで涼しげな印象。紫陽花のような。雨が降って白く靄がかかったような柔らかさ、優しさ。パステルカラー。
秋は実りの秋を感じるこっくりとした色合い。どっしりとした大地を連想させる、アースカラー特に緑が得意。深さがあって落ち着いている。
冬は強い、濃い。ハッキリ。唯一白黒のコントラストが得意。メリハリにも負けない。ぼやっとする色が苦手。
この例え方、本当に綺麗な言葉でうっとり・・・笑
いざ診断開始
その後白い前掛けをして、前髪もピンでとめます。
まず髪の色を見ました。根本の地毛を見て、黒ではなく少し茶色がかっている。
手のひら。赤みが強い、血色がある、指先が赤い。白くもあるし黄色みもある。
手の甲は白め。白い、黄色みもなくはない。爪も赤みが強い。
眼の色、黒目は茶色っぽく黄色みがかっている。
ここでは赤みと黄色みを見ているそうです。
昔からアトピーの赤みが酷いという話をすると、そのアトピーの赤みは肌の色に関係してくるのでとても重要とのことでした。
ブルーorイエロー
まずブルーベースとイエローベースどちらかというのを見るために、ピンクのドレープをあてました。
夏→秋→春→冬の順でしたが、夏を当ててめくる際「肌の色がコロコロと変わりますのでよーく見ていてくださいね」と念をおされ
夏ピンクから秋のピンクになった瞬間・・・肌が黄土色なりました。そして顔がただでさえ赤いのに更に赤く見える。
「黄色くなって、赤みが強くなったの分かりました?」と聞かれてブンブン頷く私。
次に春のピンク、明るくはなりますが赤みが出ました。最後に冬ピンクのマゼンタ。これは特にコメント無し。そしてもう一度夏ピンクに戻すと、赤みが明らかに引いたんです。
「夏のピンクでは赤みが目立たなくなって、肌も黄色ではなく白っぽくなったの分かりました?」と。もう頷くばかり。
ここでもうブルーベースですね、と診断が出ました。
肌に黄みのある色が入ると、黄色にとともに赤く発色するそうです。黄色に赤が足されて、よくいうと血色を足してくれる。
ただそれが赤みが多い人にとっては、黄色に赤みが更に入ってほてったようにひどくなる。
もともと素の肌に赤みのムラはあるけれどそれがとくにムラっぽく目立ってしまう。肌が全体的に黄ばんでしまう。
夏と冬を当てたときは黄色が白くなり、赤みがふんわり和らぐ。ムラが目立たなくなる。
ひとつひとつ説明して頂いて、もうびっくりやら感動やらで興奮しっぱなしでした。
アトピーの方は赤みがあるのでブルーベースと診断されることが多いようです。たとえアトピーが治って赤みが引いたとしても、元々の肌色もそこまで黄色みが多くないんだとか。
念のためもう一度ブルーベースを確認、とベージュ(茶色)を当てました。
夏から秋は赤くなって黄色くなる、春はちょっと明るくなるけど黄みも赤みもある。冬ベージュは明るくグレーっぽさがあってさっきのマゼンダより暗くならないですねとのこと。夏に戻すと顔色がだいぶマシに。
ということで「黄色みがあるもののは極力やめたほうが良いですね」と診断され、
自己診断 "春" は完全に間違いということに。 (やっぱり自己診断は事故……)
服をはじめ、ファンデーション、アイカラーチークリップ、そしてヘアカラーも黄みはNGでした。
1stシーズンの診断
ブルーベースとわかったところで、次にサマーとウィンターを見ました。
ブルーのドレープを当て、黄色くならないのでどちらの色が馴染んでいるかを見て下さいとのこと。
夏ラピスラズリと冬ロイヤルブルーを当て、漠然と顔色を見た感じ分からなかったのですが、アドバイザーさんが頬の赤みに注視して、とか口角の影、眼の色を見て、とピンポイントで教えてくれるのでそこを見比べると、
冬の濃い色だと頬から鼻を通って帯のように赤みが目立つ、肌の質感も全体が重くなる。目の下や顎、口まわりが暗くなる、と変化がよく分かりました。
夏ではそれがパッと粉をかけたようになくなる感じがしました。
この時点でファーストシーズンはサマー確定。
2ndシーズンの診断
ファッションナビではセカンドシーズンも見ていただけるのですが、私の場合黄色みがだめなのでスプリングとオータムはおそらくNG。
ですが1stサマーだと2ndスプリングという傾向がかなり多いようなので、それも踏まえて春も当てて見てもらいました。
レッドのドレープを当てました。サマーの赤を当てても不思議と顔が赤くならない……!「赤は赤でも得意な赤だと違うんですよ」とお姉さんもにっこり。
春の赤はやっぱり赤みが出ました。冬の赤は本当に鮮やかでぱきっとしていて、当てると口角か顔の影がどんよりと沈む感じがありダメとのこと。
次は黄色。春レモンクリームは黄色みが軽く明るくてイエローベース色の中でもブルーベースの人も○なお色とのことでしたが、やはり赤みが出ました。冬だと赤みは消えますが色の主張が強い。夏レモンイエローはお粉を叩いたようにふんわりした肌になりますねと◎。
赤みが出るのでスプリングはやはり避けたほうが。そして冬も影が出やすく、セカンドシーズンもサマーということに。
最終的に、1stサマー2ndサマー と診断されました。
全体的な感想
たくさんのドレープを当てた中でも、明度が高い色が合うようでした。
冬ロイヤルブルーや冬マゼンダなどは顔が暗くなるけれど、冬ベージュや冬レモンなどの明るさは似合う色。ホワイトも、スプリングぐらいの一滴黄色を入れた程度の白ならセーフ。でも同じ白でもどちらの服が・・・と迷うなら夏の白のほうが良いとのことでした。そして冬の白も少し影が出るけどOKとのことでした。
他にもたくさんの色ドレープを当てて貰いましたが、青みと黄みでかわるがわる顔色が変わるのでマジックのようでひたすら感動。
雑誌を出してくださって、このアイシャドウは夏向け、こっちは黄みがあるから春、とかリップもこれは青み、こっちは黄み、といろいろ教えて貰い、
最後に似合う色のドレープを机に並べ、カラーガイドとサマーの似合うカラーやコーディネートのまとめを頂きました。
下段中段が顔まわりOKな色、中段はベーシックに使える色、上段の鮮やかな色は小物やバッグ、靴などの差し色にするといいですよ、とアドバイス頂きました。すごいためになる・・・!
ここ何年かは白いトップスばかり着ていましたが、なんとなくいい気がすると漠然と選んでいたことが結果良かったと知りとても嬉しいです(笑)
ただブルーベース白でも冬の白と夏の白は違うし、ベーシックに使う白とネイビーでもコントラストがきつくなると冬っぽいコーディネートになってしまうので
自然にグラデーションになるような、紫陽花のようなイメージを心がけてとのことでした。
コーディネートを考えるときに、まず念頭に置いておかないといけませんね。
終わりに
ということで、パーソナルカラー診断終了。本当に診断して良かったです。本当に。
長年服やメイクに感じていたコレジャナイ感、あらゆる疑問に答えをもらえてスッキリしました。
次は骨格診断をこちらで受けようと思います。また予約戦争に参戦しなければいけませんね。
さて近くのパウダールームで化粧を施し退店、その足で向かった所といえば……同じく百貨店でした。目当ては、ファンデーション!
もともと買い替えたいと思っていて、色を間違えてはいけないので診断を受けた後に購入を予定していました。
ブルーベース、黄みNGと分かった今、まず目をつけたのは・・・
と長くなるので化粧品選びはまた次の話に。